バッタ類 南河内の昆虫類

和名(わめい):ヒメイトアメンボ 学名(がくめい): Hydrometra procera

●全長(ぜんちょう):7.5~11mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ一年中

●生態(せいたい):平地から山地の湖沼や水田、河川の止水域などに生息するアメンボの仲間。全体的に黒褐色~茶褐色の細長い身体。肉食性で水面に落ちた小さな昆虫などを捕食する。成虫で越冬する。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地に広く比較的普通に見られる。ため池や水田の水の浅い水面でよく見られる。

和名(わめい):キマダラカメムシ 学名(がくめい): Erthesina fullo

●全長(ぜんちょう):20~25mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・沖縄

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ一年中

●生態(せいたい):平地から山地の農耕地周辺や公園などに生息するカメムシの仲間。中国・台湾原産の帰化昆虫。全体的に紫がかった黒褐色地に黄色い斑点が無数にある。雑食性でサクラなどのバラ科植物をはじめ、様々な植物に寄生して汁を吸うほか、昆虫の死骸や動物の糞から吸汁することもある。農耕地では果樹が加害される場合もある。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地に広く普通に見られるが、平地に多い。以前は稀な外来昆虫であったが、数年前から急速に分布拡大・増加し、あちこちで見られるようになっている。とくにサクラなど街路樹がある公園などでよく見られる。

和名(わめい):オオトビサシガメ 学名(がくめい): Isyndus obscurus

●全長(ぜんちょう):20~27mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ一年中

●生態(せいたい):山地の林内や林縁などに生息するサシガメの仲間。全体的に茶褐色で大型。肉食性で小さな昆虫を捕食する。成虫で越冬する。冬季は平地まで下りてきて、人家などに侵入することもある。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地に広く比較的普通に見られるが、山地沿いに多い。

和名(わめい):イトカメムシ 学名(がくめい): Metacanthus pulchellus

●全長(ぜんちょう):7mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ一年中

●生態(せいたい):平地から山地の林縁や草地などに生息するイトカメムシの仲間。全体的に淡緑色の細長い身体に細長い脚をもつ。雑食性でツツジ類など植物に寄生し、ゴマやシソ、マメ科作物など農作物について加害する一方、アブラムシ類の捕食天敵としての側面もある。成虫で越冬する。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地に広く比較的普通に見られる。冬場はツツジ類のリーフシェルターに隠れて越冬していることが多い。

和名(わめい):アカスジカメムシ 学名(がくめい): Graphosoma rubrolineatum

●全長(ぜんちょう):9~12mm前後

●分布(ぶんぷ):ほぼ前項

●見られる季節(みられるきせつ):5~10月

●生態(せいたい):平地から山地の海岸沿いや河川敷の草地などに生息するカメムシの仲間。全体的にきれいな赤と黒のストライプ模様。食植性でセリ科の植物に寄生して汁を吸う。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地に広く比較的普通に見られる。南河内では石川河川敷のセリ科植物の群落でよく見られる。

和名(わめい):アカサシガメ 学名(がくめい): Cydnocoris russatus

●全長(ぜんちょう):14~17mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):5~10月

●生態(せいたい):山地の林縁や草地などに生息するサシガメの仲間。全体的にきれいな赤色で脚は黒色。肉食性で主に鱗翅類の幼虫などを捕食する。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地に広く比較的普通に見られるが、山地沿いに多い。

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ツクツクボウシ

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和名(わめい):ヒグラシ 学名(がくめい):Tanna japonensis

●全長(ぜんちょう):30~40mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):6~9月

●生態(せいたい):平地から山地の林内で見られるセミの仲間。全体的に赤みを帯びた褐色で緑色と黒の斑紋がある。翅は透明で縁取りは淡褐色。カナカナカナ・・と非常に高く幽玄な声で鳴き、時に集団で合唱する。夕方に聞くとどこか物悲しく聞こえる。幼虫・成虫ともに植食性で樹木の汁を吸う。山地沿いに多いが、平地沿いでも広く見れ薄暗い寺社仏閣などがあれば市街地でも見かけることもある。その声や姿がなかなか見えないことから秋のセミや夕方のセミのイメージが強いが、6月下旬ごろから発生する夏のセミで、薄暗い場所を好むため夕方のイメージがあるだけで、昼間も普通に鳴く。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地で広く普通に見られるが、薄暗い森林や神社などの場所に多い。

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和名(わめい):ツクツクボウシ 学名(がくめい):Meimuna opalifera

●全長(ぜんちょう):24~33mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):7~10月

●生態(せいたい):平地から山地の林縁や公園緑地などで見られるセミの仲間。全体的に緑みを帯びた黒褐色で腹部側は灰褐色。翅は全体的に透明で縁は薄い橙色。オーシ・ツクツク・・・と繰り返し大きな声で鳴き、ツクツクボウシと聞こえることに名前が由来する。幼虫・成虫ともに植食性で樹木の汁を吸う。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く普通に見られる。市街地だけでなく山地に多い最も身近なセミで、羽化直後はあまり声を聴かないが、ほかのセミ類が消えていく夏後半から秋にかけて盛んに鳴く。

和名(わめい):アブラゼミ 学名(がくめい):Graptopsaltria nigrofuscata

●全長(ぜんちょう):35~40mm前後

●分布(ぶんぷ):ほぼ全国

●見られる季節(みられるきせつ):7~9月

●生態(せいたい):平地から山地の林縁や公園緑地などで見られるセミの仲間。全体的に黒色で後胸部にかけて白みを帯びる。翅は全体的に褐色。ジー・ジリジリ・・・と繰り返し大きな声で鳴き、油を揚げているように聞こえることに名前が由来する。幼虫・成虫ともに植食性で樹木の汁を吸う。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く普通に見られる。市街地だけでなく山地に多い最も身近なセミ。

和名(わめい):クマゼミ 学名(がくめい):Cryptotympana facialis

●全長(ぜんちょう):35~45mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・南西諸島

●見られる季節(みられるきせつ):7~9月

●生態(せいたい):平地から高地の林縁や公園緑地などで見られるセミの仲間。全体的に黒色で黄褐色の毛に覆われ、腹部の発音器は橙色。翅は透明で縁は緑色。シャアシャア・・・と繰り返し大きな声で鳴く。幼虫・成虫ともに植食性で樹木の汁を吸う。関東以南の地域において主に市街地で見られるが、近年は北上傾向にある。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く普通に見られる。市街地など平地に多いが、山地では少ない。

和名(わめい):オオアメンボ 学名(がくめい):Aquarius elongatus

●全長(ぜんちょう):20~27mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):3~11月

●生態(せいたい):平地から山地の湖沼や流れの緩やかな河川に生息する水生カメムシの仲間。日本産アメンボ類で最大種。全体的に褐色~暗褐色。肉食性で水面に落ちた昆虫などを捕食する。成虫で越冬する。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけてのため池や大和川水系の上流域などで広く見られるが、やや局所的で個体数も多くない。

ナナフシ類 南河内の昆虫類

和名(わめい):エダナナフシ 学名(がくめい):Phraortes illepidus

●全長(ぜんちょう):70~100mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):5~11月

●生態(せいたい):平地から山地の林縁や草地などに生息するナナフシの仲間。全体的に緑色or褐色or中間で細長い多形で翅はなく、ナナフシモドキと違って触角は長いのが特徴。植食性で各種植物の葉などを食べる。捕まえると擬死(死んだふり)をする。雄は非常に珍しく、通常雌のみで単為生殖を行う。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての林縁や草地周辺などで普通に見られる。市街地では少ないが、公園や農耕地に近い場所など緑の多い場所なら見れることもある。

和名(わめい):トゲナナフシ 学名(がくめい):Neohirasea japonica

●全長(ぜんちょう):60~70mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・沖縄

●見られる季節(みられるきせつ):5~12月

●生態(せいたい):山地の林内に生息するナナフシの仲間。全体的に褐色~黒褐色でがっしりした体つきで翅はなく、多数のとげ状の突起が特徴。植食性で各種植物の葉などを食べる。捕まえると擬死(死んだふり)をする。雄は非常に珍しく、通常雌のみで単為生殖を行う。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての林内や農耕地周辺などで比較的普通に見られる。山地の林内に多いが、秋遅くには市街地で見られることもある。

和名(わめい):ナナフシモドキ 学名(がくめい):Ramulus mikado

●全長(ぜんちょう):60~80mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):5~10月

●生態(せいたい):平地から山地の林内や草地などに生息するナナフシの仲間。全体的に緑~褐色で触角は短く、翅はない。植食性で各種植物の葉などを食べる。捕まえると擬死(死んだふり)をする。雄は非常に珍しく、通常雌のみで単為生殖を行う。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての林内や農耕地周辺などで広く普通に見られる。

和名(わめい):タイワントビナナフシ 学名(がくめい):Sipyloidea sipylus

●全長(ぜんちょう):70~85mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・南西諸島

●見られる季節(みられるきせつ):10~12月

●生態(せいたい):平地から山地の林縁や農耕地周辺などに生息するナナフシの仲間。全体的に褐色~淡褐色で触角は非常に長く、長い翅を持つ。植食性で各種植物の葉などを食べる。捕まえると擬死(死んだふり)をし、ゴボウのような臭いを放つ。単為生殖で雌だけで繁殖する。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての林内や農耕地周辺などで見られるが、局所的で個体数も多くない。かつては非常に稀な種であったが、近年は発見例が増えている。観葉植物などについて各地に拡がったとされ、温暖化の影響もあって北上している可能性がある。

カマキリ類 南河内の昆虫類

和名(わめい):ハラビロカマキリ 学名(がくめい):Hierodula patellifera

●全長(ぜんちょう):50~70mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・沖縄

●見られる季節(みられるきせつ):6~11月

●生態(せいたい):平地から山地にかけての林縁や農耕地周辺などに生息するカマキリの仲間。全体的に緑色or褐色でずんぐりとした体型が特徴。樹上性で雑木林や果樹園など樹木の樹上で生活する。肉食性で昆虫類などを捕食する。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての林縁や農耕地周辺などで普通に見られる。市街地でも樹木の枝などで比較的普通に見られる。

和名(わめい):コカマキリ 学名(がくめい):Statilia maculata

●全長(ぜんちょう):45~60mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):6~11月

●生態(せいたい):平地から山地にかけての草地や農耕地周辺などに生息するカマキリの仲間。全体的に褐色だが、稀に緑みを帯びた個体もいる。前脚の腿節には白・黒・ピンクの斑紋があるのが特徴。肉食性で昆虫類などを捕食する。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての草地や農耕地周辺などで普通に見られる。木の枝などに産卵する。

和名(わめい):オオカマキリ 学名(がくめい):Tenodera arridifolia

●全長(ぜんちょう):75~95mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):5~12月

●生態(せいたい):平地から山地にかけての草地や農耕地周辺などに生息するカマキリの仲間。日本では最大のカマキリ。全体的に褐色~緑褐色。チョウセンカマキリと似ているが、より大型で後翅の色が濃いことと前脚の付け根の色が黄色なので見分けられる。肉食性で昆虫類などを捕食するほか、小型のカエル類やネズミ類なども捕食することもある。向こうから攻撃してくることはないが、凶暴なので触るときは注意が必要。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての草地や農耕地周辺などで普通に見られる。チョウセンカマキリが水田など湿った場所に多いのに対して、本種は幅広い環境で見られる。晩秋には丘陵地などのツツジ類に産卵していることが多い。

和名(わめい):ヒナカマキリ 学名(がくめい):Amanthis nawai

●全長(ぜんちょう):20mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):7~12月

●生態(せいたい):山地の林内や林縁などに生息するカマキリの仲間。日本で最も小さいカマキリで全体的に褐色。雄には小さな翅があるが、ほぼ退化していて飛べない。落ち葉など林床を素早く動いて活動する。幼虫・成虫ともに肉食性で小さな昆虫などを捕食する。

●珍しさ(めずらしさ):★★★☆☆ 南河内地域では低山地から山地にかけて広く見られるが、個体数は少ない。成虫は秋遅くまで出現し、稀に冬まで活動している個体を見ることがある。本種がたくさん見れる環境が減っていることから大阪府レッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。

和名(わめい):ヒメカマキリ 学名(がくめい):Acromantis japonica

●全長(ぜんちょう):30~35mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・南西諸島

●見られる季節(みられるきせつ):7~12月

●生態(せいたい):山地の雑木林周辺などに生息するカマキリの仲間。小型でややずんぐりとした体型で全体的に褐色の個体が多いが、緑みを帯びた個体もいる。触角を細かく振動させるているのが特徴。幼虫・成虫ともに肉食性で昆虫などを捕食する。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では低山地から山地にかけて広く比較的普通に見られる。成虫は秋遅くまで出現し、稀に冬まで活動している個体を見ることがある。

和名(わめい):チョウセンカマキリ 学名(がくめい): Tenodera angustipennis

●全長(ぜんちょう):65~80mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・南西諸島

●見られる季節(みられるきせつ):5~11月

●生態(せいたい):平地から山地の草地や農耕地周辺などに生息するカマキリの仲間。全体的に褐色みを帯びた緑色だが、褐色や緑色に近い個体もいる。よく似た種類にオオカマキリがいるが、本種はやや小型であり、前脚の付け根が橙色であることや後翅の色、水田などに多いことから見分けられる。幼虫・成虫ともに肉食性で昆虫などを捕食する。夜間、街灯などに飛来することもある。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く比較的普通に見られるが、オオカマキリよりは少ない傾向にある。