[公式]石川流域生きものミュージアム・雨ふる大地の水辺保全ネットワーク
大阪府の南東部の石川流域には大阪とは思えないほど多様な自然があります。子どもが楽しく足もとの自然とつながることができるよう様々なwebコンテンツやサービス、自然の中での体験活動をおこなっています。
ハチの針は、メスの産卵管が変化したもので、オスはさしません。メスでも、ささない種類もあります。
口器は、かむ口のものと、吸収する口のものがあります。前ばねは後ろばねより大きく、前後のはねは一体となって動きます。単独生活をする種から、 高度に発達した社会生活をする種まであります。
▼ハバチ、キバチ のなかま
ハバチ、キバチのなかまは、腹のくびれがなく、毒針はありません。ハバチ類の幼虫は、植物の葉や茎を
食べます。キバチ類のメスは、立木やたおれた木に産卵管であなをあけて卵を産みます。 このとき、材をくさらせる菌を感染させ、 幼虫は材や菌を食べて育ちます。
▼タマココバチ、 ヒメバチなと
タマゴコバチのなかまはひじょうに小さく、体長は1mm以下です。幼虫は昆虫の卵に寄生し、数日でさなぎになります。ヒメバチのなかまは、体が細長く、腹部がくびれています。メスは、昆虫のさなぎなどに産卵します。
▼セイボウのなかま
メスは、主に単独生活をするハチの巣に産卵し、幼虫は、ハチの幼虫とそのえさを食べます。
▼ベッコウバチのなかま
メスは、クモなどを針でさしてまひさせ、土の中のあななどへ引きずりこみ、産卵します。
▼ツチバチのなかま
メスは、土やくち木をほってコガネムシ類の幼虫をさがし、針でさしてまひさせ、産卵します。
▼アナバチのなかま
アナバチやジガバチのなかまは、細長い体をしています。メスはオスより大きく、大あごが発達しています。メスは、昆虫やクモを針でさしてまひさせ、土の中のあななどへ運び、産卵します。
▼スズメバチのなかま
体には、黒と黄色のしまもようがあり、警告色になっています。スズメバチ類やアシナガバチ類は、かみくだいた植物などのせんいで巣をつくり、社会生活をします。
▼ドロバチのなかま
どろで巣をつくり、単独生活をします。
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