▼ナナフシ

多くは体やあしが細長く、はねがありません。樹上生活に適応していて、ほとんどが夜行性です。はねのある種は、とても小さな前ばねと大きな後ろばねをもちます。卵は、つぼのような形で種によって特ちょうがあります。メスだけで増える種もいます。成虫も幼虫も植物の葉を食べます。


▼カマキリ

複眼は前を向いていて大きく、三角形の頭は自由に動かすことができます。多くの種にはねがあり、腹部を上からおおうように平らにたたんでいます。成虫も幼虫も、かまのような前あしで、昆虫などをとらえて食べます。メスは、大きな卵のうを産みます。

▼バッタ目

じょうぶな大あごで、食べ物をかみくだきます。 後ろあしは発達し、とびはねるのに適しています。うすくて大きな後ろばねは、とまるときは、ひだ状に折りたたんで、かたい前ばねの下にかくします。はねが退化して飛べない種類もいます。

▼キリギリス、 コオロキなどのなかま

ふつう、とても長い触角があります。前あしに、こまくをもつ種がいます。多くの種で、オスは前ばねの発音器をこすり合わせて、美しい音色で鳴きます。ケラ類をのぞき、メスは長い産卵管をもちます。

▼イナゴ・バッタなどのなかま

触角は太くて短く、腹部にこまくをもつものもいます。オスは、前ばねと後ろあしをこすり合わせて、単調な音を出します。メスには、短い産卵管があります。幼虫も成虫も、主に植物を食べます。

カマキリのなかま

ナナフシのなかま

キリギリス・コオロギ・イナゴ・バッタのなかま