[公式]石川流域生きものミュージアム・雨ふる大地の水辺保全ネットワーク
大阪府の南東部の石川流域には大阪とは思えないほど多様な自然があります。子どもが楽しく足もとの自然とつながることができるよう様々なwebコンテンツやサービス、自然の中での体験活動をおこなっています。
細長い体で、頭部には、するどい大あごと短い触角、ひじょうに大きな複眼があります。はねは大きく、あみ自状の超脈に支えられています。幼虫はヤゴとよばれ、ほとんどの種の幼虫が水中にすみます。成虫も幼虫も、ほかの昆虫などをとらえて食べます。
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▼カワトンボのなかま
前ばねと後ろばねはほぼ同じ形で、ゆるやかに飛び、はねを立ててとまります。
複眼は左右にはなれています。幼虫は細長く、腹の先端に細長い3本のえらがあります。
カワトンボのなかまの多くは、色のついたはねをもちます。 イトトンボのなかまには、小型の種が多くふくまれます。
▼ムカシトンボのなかま
ムカシトンボのなかまは、前ばねと後ろばねが同じ形で、左右の複眼がはなれています。
とまるときは、はねを半開きにし、休息するときは立ててとじます。 サナエトンボのなかまは、複眼がやや小さく、黒い体に黄色い紋があります。幼虫は、体がやや平たい形です。
▼ヤンマのなかま
大きな複眼をもつ大型のトンボです。成熟すると、体色が変わるものがあります。
幼虫は細長く、池やぬま、湿地などにすみます。
オニヤンマのなかまは、黒い体に黄色の紋がある大型のトンボで、夏にあらわれます。幼虫は細長く、きれいな小川にすみます。