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ヒメアカネ


和名(わめい):ヒメアカネ 学名(がくめい):Sympetrum parvulum

●全長(ぜんちょう):28~37mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):6~12月(成虫)

●生態(せいたい):平地から山地の湖沼や湿地、ため池のある農耕地周辺などで見られるアカトンボの仲間。雄は頭胸部は黄白色、腹部は赤色。雌は全体的に黄白色。マユタテアカネに似るが、やや小型。幼虫は池や水田などの水底で生活する。幼虫(ヤゴ)・成虫共に肉食性で小さな昆虫を捕食する。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く生息し、比較的普通に見られるが、秋以外は見かけることは少ない。他のアカトンボ類同様かつては田んぼなどがある農耕地周辺などで普通に見られたが、近年は確実に減少しており、大阪府レッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。