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キイトトンボ


和名(わめい):キイトトンボ 学名(がくめい):Ceriagrion melanurum

●全長(ぜんちょう):35~45mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):5~10月

●生態(せいたい):平地から山地の水草の多い湖沼周辺などで見られるイトトンボの仲間。雄も雌も全体的に黄褐色で、頭胸部は黄緑色。幼虫は水草の豊富な水中で生活する。幼虫(ヤゴ)・成虫共に肉食性で小さな昆虫を食べる。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く生息するが、個体数は場所によって異なる。市街地でも学校ビオトープなどに飛来して繁殖することもある。近年は抽水植物など水草の豊富なため池の減少によって減少しており、大阪府レッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。