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ウバユリ

和名(わめい):ウバユリ 学名(がくめい):Cardiocrinum cordatum

●全高(ぜんこう):50~100cm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●開花期(はながみられるきせつ):6~8月

●生態(せいたい):山地の林内や林縁などやや薄暗い場所に自生する多年草でユリ科の植物。多年草だが、地下に球根がある。しっかりした茎を直立に伸ばし、先端やその途中に緑みを帯びた大きな白い花を咲かせる。白い部分には紫色の斑点が点在する。葉はほかのユリ類と異なり、長い柄をもつ心形の葉をもつ。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では丘陵地から山地にかけて広く普通に見られ、雑木林や林道沿いで群生しているのを見かけることがある。木で鬱蒼と覆われた場所から少し離れたやや薄暗い場所に多い印象がある。ほかのユリ類と異なり、色が地味で暗い印象を受け、葉も全然違うので雑草として刈られがちであり本来生えているはずなのにないことも多い少し残念な植物。