今週の新着動画


カワラナデシコ

和名(わめい):カワラナデシコ 学名(がくめい):Dianthus superbus L.

var. longicalycinus

●全高(ぜんこう):20~50cm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●開花期(はながみられるきせつ):7~10月

●生態(せいたい):平地から山地の陽当たりの良い農耕地周辺や草原、河川敷などに自生する多年草でナデシコ科の植物。秋の七草の一つ。本種の変種または栽培品種はナデシコとして植栽されている。葉は細長い披針形。先が糸状に分かれた美しいピンク~淡紫色の花を咲かせる。

●珍しさ(めずらしさ):★★★☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて局所的に見られる。かつては比較的普通種でどこでも見られたが、適度な人為的攪乱がなくなったことや帰化植物による影響、シカの食害などによって著しく減少し、一転して希少種になった。現在でも見られる場所では群生していることが多いが、安定して生える場所が少なくなっている。一方で栽培種が人家などに植えられていることも多いので観察難易度は高くない。