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カンサイタンポポ

和名(わめい):カンサイタンポポ 学名(がくめい):Taraxacum japonicum

●全高(ぜんこう):10~40cm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●開花期(はながみられるきせつ):3~10月

●生態(せいたい):平地から山地の陽当たりの良い農耕地周辺や草原、公園などに自生する多年草でキク科の植物。葉は羽状に裂ける披針形。茎を伸ばして先端に舌状花で構成される黄色い頭花を咲かせる。セイヨウタンポポとは異なり、花が全体的に小さくて花数も少なく、総苞片が反り返らないなどで見分けられる。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く普通に見られる。人家周辺の空き地や公園などの草地によく生える。かつては比較的普通種でどこでも見られたが、セイヨウタンポポなど外来タンポポ類との交雑や帰化植物との競合によって生息地各地で減少している。春の花だが、暖かい日が続けば真冬にも咲く場合がある。