クズ

和名（わめい）：クズ　学名（がくめい）:Pueraria lobata

●全高（ぜんこう）：1~10m以上

●分布（ぶんぷ）：北海道・本州・四国・九州

●開花期（はながみられるきせつ）：7~10月

●生態（せいたい）：平地から山地の草地や草原などに生えるつる性のマメ科の植物。茎は草非常に長く伸びる。葉は大きな３出複葉で葉先が鈍く裂けることもある。茎の先端に大きな総状花序をつけ紫～赤紫色の花を咲かせる。茎は丈夫で自然素材として利用することができるほか、根からでんぷんをとって葛餅にするなど食用にもなる。秋の七草の一つ。

●珍しさ（めずらしさ）：★☆☆☆☆　南河内地域では平地から山地にかけて広く普通に見られ、市街地の空き地にもよく生える。非常に成長が早く刈ってもすぐ生えてくるため雑草として嫌われることもある。日本では在来種だが、海外では日本などのアジアから侵入して大発生し、国際的な侵略的外来種として問題になっている。