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オオチャバネセセリ

和名(わめい):オオチャバネセセリ 学名(がくめい): Polytremis pellucida pellucida

●全長(ぜんちょう):17mm前後(前翅長)

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):4~11月

●生態(せいたい):平地から高地の林縁やその周辺の草地に生息するセセリチョウの仲間。翅は全体的に茶褐色で前翅と後翅に白い斑紋があり、後翅の斑紋は一列に並ぶが、イチモンジセセリとは異なり白斑はジグザグな一列となる。植食性で幼虫はササ類などイネ科植物の葉を食べる。成虫は各種花に訪花し蜜を吸うほか、地面に降りて吸水したり、動物の糞尿なども吸う。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地に広く比較的普通に見られるが、減少傾向にある。イチモンジセセリなどと同様に本種も多少の移動は行うみたいで秋になると市街地の花壇を訪花している姿を見ることができる。近年、生息地各地で減少傾向にあり、大阪府レッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。