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ヒラアシクサアリ(クサアリモドキ)

和名(わめい):ヒラアシクサアリ(クサアリモドキ) 

学名(がくめい): Lasius spathepus

●全長(ぜんちょう):3.5~4.5mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):3~11月

●生態(せいたい):平地から山地の陽当たりの林内や林縁などに生息するやや小型のアリの仲間。全体的に光沢のある黒色で腹柄節は先端が△形状で尖る。半樹上生活を行い、樹木の根際に営巣する。雑食性でほかの昆虫を捕食するほか、アブラムシ類の甘露や植物の蜜なども吸う。捕まえるとサンショウのような独特の匂い(化学物質)を出す。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地に広く普通に見られる。よく似たクロクサアリ類が人家の庭先や公園など人為的な環境に多いのに対し、本種は雑木林など林内に多いが、両者混生する場合もしばしばある。