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ヤマトイシノミの仲間

和名(わめい):ヤマトイシノミ属の一種 学名(がくめい):Pedetontus spp.

●全長(ぜんちょう):10~15mm前後

●分布(ぶんぷ):ほぼ全国

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ年中

●生態(せいたい):平地から山地の林内や林縁に生息するイシノミの仲間。大型種で複数種がいるとされ、詳細が不明な種が多い。全体的に淡褐色~褐色で腹端には細長い尾角がある。無変態。幼虫・成虫ともに植食性と考えられ、地表面の地衣類などを食べていると思われる。イシノミの仲間は名前の由来通り、捕まえようとするとピョンピョン跳ねて逃げるが、ノミの仲間ではない。はるか昔からいる原始的な昆虫で翅のない無翅昆虫では最も現代の昆虫に近く、祖先とされる「生きた化石」の一つ。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く比較的普通に見られる。山林や雑木林などの林内に見られる。雑木林にいった際には落葉の上を跳ねたりしているので探してみよう。