ニホンザル

和名（わめい）：ニホンザル　学名（がくめい）:Macaca fuscata

●全長（ぜんちょう）：45~60cm前後（頭胴長）

●分布（ぶんぷ）：本州・四国・九州

●見られる季節（みられるきせつ）：一年中

●生態（せいたい）：平地から高地の山林内や農耕地周辺などに生息するサルの仲間。全体的に茶褐色または灰褐色の毛で覆われ、お腹側は白っぽいお腹側は白い。昼行性で十~百頭以上の群れを作って集団で生活する。植食性の強い雑食性で主に樹木の葉や新芽、果実などを食べるが、小型の哺乳類や鳥類、昆虫や甲殻類なども捕食する。人里の近隣に生息する場合は農作物などを荒らしたり、人へ襲い掛かって怪我をさせることもあることから害獣として扱われる場合もある。

●珍しさ（めずらしさ）：★★★★☆　南河内地域では山地沿いを中心に全域で目撃されている。基本的に南河内にはほとんど生息しておらず、大阪北部または和歌山県・奈良県に生息する個体群から抜け出た一部の群が放浪してきたと考えられる。一方で、昔からいるとの証言もあり、正確には不明だが、定住している個体もいる可能性もある。