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セミヤドリガ

和名(わめい):セミヤドリガ 学名(がくめい): Epipomponia nawai

●全長(ぜんちょう):8mm前後(成虫)

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):7~10月

●生態(せいたい):平地から山地の林内や林縁などに生息するヤドリガの仲間。成虫は青みを帯びた黒色で、幼虫は白い綿毛のようなもので覆われているのが特徴。名前の由来通り、幼虫はセミに寄生し、セミの腹部に取り付いて体液を吸って成長する。各種セミに寄生するが、ヒグラシへの寄生率が高い。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての林内や林縁などで比較的普通に見られ、セミ特にヒグラシが生息している薄暗い山林で本種に寄生されているセミを見かけることがある。夏の終わりぐらいになると糸を垂らしてセミから離れた幼虫が下りてくる姿を見かけることがある。