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イセリアカイガラムシ

和名(わめい):イセリアカイガラムシ 学名(がくめい):Icerya purchasi

●全長(ぜんちょう):5mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):4~11月

●生態(せいたい):平地から山地の林縁や農耕地周辺、市街地などに生息するオーストラリア原産のカイガラムシの仲間。雌成虫は全体的に白い蝋状物質に覆われており、先端は赤みを帯びる。ほかのカイガラムシ類同様雌成虫は寄種植物に固着して動けない。雄成虫はアブラムシ類の有翅虫のように翅があるが、滅多に出現しない。幼虫・成虫ともに植食性で様々な樹木に寄生して植物の汁を吸う。野生種・園芸種・作物問わず様々な樹木に寄生し、加害することからかつては難防除害虫として恐れられていた。天敵であるベダリアテントウの導入もあって現在では昔ほどあまり見れなくなっている。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての農耕地周辺や市街地の花木で広く比較的普通に見られる。