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イトカメムシ

和名(わめい):イトカメムシ 学名(がくめい):Yemma exilis

●全長(ぜんちょう):7mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ年中(成虫)

●生態(せいたい):平地から山地の林縁や農耕地周辺などに生息するイトカメムシの仲間。全体的に緑色を帯びた褐色で、体が細長いのが特徴。幼虫・成虫ともに植食性の強い雑食性で主にクズなどのマメ科植物に寄生し、植物の汁を吸うほか、アブラムシ類なども捕食する。ダイズやゴマなど農作物などを加害する一方で、それらに飛来するアブラムシ類も同時に捕食することから害虫であり、天敵という微妙な立場にある。成虫で越冬し、ツツジ類などについたリーフシェルターなどでよく見られる。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての林縁部や農耕地周辺などで広く普通に見られる。市街地の公園の低木などでも比較的普通に見られる。