今週の新着動画


ミナミアオカメムシ

和名(わめい):ミナミアオカメムシ 学名(がくめい):Nezara viridula

●全長(ぜんちょう):12~15mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・沖縄

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ一年中(成虫)

●生態(せいたい):平地から山地の草地や農耕地周辺などに生息するカメムシの仲間。全体的に基本的は緑色だが、赤褐色や赤色、桃色や黄色の帯がある個体など個体差がある。よく似た種類にアオクサカメムシがいるが、本種の方が細長く触角の先端部分が褐色であることで見分けられる。幼虫・成虫ともに食植性で様々な植物に飛来して植物の汁を吸う。イネ科やナス科など多くの作物にも飛来し、加害するほか斑点米カメムシの1種であり害虫として扱われている。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての草地や農耕地周辺などで広く普通に見られる。南河内ではアオクサカメムシが減少する一方、本種は増加傾向にある。