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ハンゲショウ

和名(わめい):ハンゲショウ 学名(がくめい):Saururus chinensis

●全高(ぜんこう):30~100cm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●開花期(はながみられるきせつ):5~7月

●生態(せいたい):平地から山地の湖沼や農耕地周辺などに生える多年性草本でドクダミ科の植物。茎は直立し、葉をつける。葉は基部に切れ込みのある卵形で全縁。名前の由来通り一部の葉が半分ほど白くなることが特徴。ドクダミの仲間であり、葉を揉むと独特の臭いを放つ。初夏から夏はじめにかけて花茎を伸ばし、穂状花序をつけ、そこに黄白色の小さな花をたくさん咲かせる。

●珍しさ(めずらしさ):★★★☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての湖沼や農耕地周辺の湿地帯で局所的に見られる。かつては湖沼周辺の湿地帯や水田近くなどに生えたり、植えられていたが、近年全国的に減少し、南河内でもほとんど見れなくなっており、大阪府のレッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。