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ヨモギ

和名(わめい):ヨモギ 学名(がくめい):Artemisia princeps

●全高(ぜんこう):20~100cm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●開花期(はながみられるきせつ):9~10月

●生態(せいたい):平地から山地の林縁や農耕地周辺、人家周辺や市街地など様々な場所に生える多年草でキク科の植物。茎は直立し、分枝してわきに葉をつける。葉は裂けたような楕円形。葉を揉むと独特の臭いを放つ。秋にかけて茎の先端に花序を付け、小さな緑色を帯びた黄白色の花を多数咲かせる。昔から食薬草として人々に用いられてきた。秋の花粉症の原因にもなっている。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての様々な場所で最も普通に見られる。身近な植物の代表格。


〇ヨモギの見分け方 

大半の人が知っているヨモギですが、いざ野外できっちり見分けようと思うとなかなか違いが分かりにくいことがあります。

平地ではキク科のよく似た別の草だったり、山地ではニリンソウや有毒のトリカブトなどと間違えて食中毒になったという報道もあります。

 見分けるコツは、 

①葉の形((注)芽生えや開きかけではわかりにくいこともあります)、

 ②葉の裏に短い白っぽい毛が生えている(新芽は茎にも白い毛があります)、 

③葉を指で揉むとスーッとする独特の匂いがあること、 

これらの特徴をしっかりと観察すれば間違えにくいです。