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そもそも、どうして自然を大切にするの? ②



 人と自然のつながりの変化 人と自然のつながり薄な現代 どうして自然とのつながりを大切にしないといけないのでしょうか? 

 ネイティブ・アメリカンの言葉 自然を大切にすることが、社会的な成功とか、絶対に幸せになるということはありえません。どうして「自然を大切にしよう!」という人たちがいるのでしょうか。


そこで考えないといけないことが、誰にとっての自然なのかです。

私にとっての自然ですか?誰にとっての自然なのでしょうか? 

岡田武史さん(元サッカー日本代表監督)が講演会で「地球は子孫から借りているもの」というネイティブアメリカンの言葉を紹介されていました。

多くの人は今ある地球は私たちの祖先から引き継いできたものだと思っているものですが、ネイティブ・アメリカンは「地球は先祖から受け継いだものではなくて、未来に生きる子どもたちから借りているものだから、壊したり汚したり傷つけたらいけない」と考えているのです。  


つまり、誰にとっての自然を大切にするかというと、将来世代です。今生きている個人にとっては、自然とつながることは、幸せであるかもしれないし、そうではないかもしれない。

しかし、未来を生きる人類にとっては、21世紀を生きる私たちが自然を大切にしてくれなければ、絶対に困る。それではどのような点で未来を生きる人類が困るのでしょうか。