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ホシウスバカゲロウの一種

和名(わめい):ホシウスバカゲロウの一種 学名(がくめい):Paraglenurus sp.

●全長(ぜんちょう):30~40mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州・沖縄

●見られる季節(みられるきせつ):6~8月

●生態(せいたい):平地から山地の林内や林縁などに生息するウスバカゲロウの仲間。全体的に淡褐色で、腹部には黄白色の斑紋がある。翅は透明で黒色斑と白色斑が特徴。幼虫は肉食性で、所謂アリジゴクだが、巣は作らず歩行可能で、小さな昆虫を捕食する。成虫の食性は不明だが、小さな昆虫を捕食している可能性がある。今まで2種が知られていたが、2021年に従来ホシウスバカゲロウとされていた種が細分化された。写真の個体は同定が不確実なので一種とするが、真のホシウスバカゲロウP.japonicusと思われる。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて林内や林縁などで比較的普通に見られる。街灯や自販機の灯などに飛来することもある。種類が分かれたので南河内にも別種が存在する可能性がある。