カンタン
和名(わめい):カンタン 学名(がくめい):Oecanthus longicauda
●全長(ぜんちょう):14~20mm前後
●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州
●見られる季節(みられるきせつ):7~11月(成虫)
●生態(せいたい):平地から山地の森林や草原、公園緑地などに生息するコオロギの仲間。全体的に細長い薄緑色~黄緑色。よく似た種類にヒロバネカンタンがいるが、カンタンはお腹側は黒っぽいので見分けられる。雑食性で植物の葉や花粉などを食べるほか、小さな虫も捕食する。夏の終わりぐらいから成虫が発生し、秋遅くまで見られる。「フィリリリ・・・」とどこか儚く美しい声で鳴き、鳴く虫の女王とも呼ばれる。
●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけての森林の林縁や草むら、緑地の花壇や河川敷の草むらなどに生息し、広く比較的普通に見られる。秋の夜にはよく声を耳にするが、見つけるは意外と難しい。
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