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カワバタモロコの不思議


どうしてカワバタモロコはオスが派手な金色になるの? 

どうしてオスは金色になるのだろう

カワバタモロコのオスの金色のことを婚姻色と言います。漢字からも想像できますが婚姻=メスにアピールするための色なのです。なので、オスが派手になります。カワバタモロコの英語名は婚姻色をとってGolden Venus Chubと言われています。


他の生きものはどうかな?

カワバタモロコの他にオイカワやカワムツなどの淡水魚は比較的オスが婚姻色になります。それでは他の生きものではどうなのでしょうか?一度しらべてみてはいかがでしょうか?




カワバタモロコと仲良しで一緒に暮らすメダカやフナ、コイなどはカワバタモロコのような派手な婚姻色はありません。




しかし、コイの仲間のタナゴには石川流域ではタイリクバラタナゴというタナゴが生息しています。

石川でみられるカワムツという魚も同様にオスがすごく派手な色に代わります。


しかしながら、婚姻色のメカニズムについては専門家でもわからないことが多いそうです。


婚姻色だけでなく、体形も大きく変化することがある。

魚の中には婚姻色を出すものも多くいますが、その出し方は様々です。


メスが婚姻色を出すヨシノボリ類や産卵行動をするときだけ婚姻色を出すメダカなどもいます。色が変わるだけではなく、体形が変わる魚もいます。

例えばオイカワのオスは尻ビレが大きくなり、体形が変わります。