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メダカの不思議



メダカはどうしてメダカという名前なの? メダカの生活と体のつくりから考えてみよう♪


メダカの体はおもしろい!

メダカをよ~く観察してると、口が顔の上の方についているのがわかります。正面から見ると、平べったい頭の線に沿って、まるで目と目をつないでいるかのよう。なんだか不思議ですね。

同じ淡水魚でも、コイは顔の下の方に口がついています。何か意味があるのでしょうか?


25度以上の水温でバンバン産卵する!

交尾後のメスは毎日卵を産みます。

ふつう魚は、一生のうちに1、2度しか卵を産みません。ところがメダ力は、水温が25℃以上になるとほぼ毎日のように産卵します。体が小さいので産卵数は1回30個が限度。これを毎日繰り返すことで、ほかの魚のように数多くの卵を産みつけることができるというわけです。卵を抱えたおかあさんメダカは、 水草に体をこすりつけて卵を付着させています。表面には粘着性の糸がついているので、多少水流があってもしっかりくっついていますよ。2日後には卵の中に心臓が見え、4日後にはあの大きな目玉が現れました。そして10日後、メダカの赤ちゃんが誕生します!

オスとメスの違いは尻ビレをチェック♪

尻ビレの大きさ体が少し大きい方がメスのメダカです。体が小さいわりに、立派な尻ビレをもっているのがオス。尻ビレとは、メダカの下についている2つのヒレの、尾に近い方。オスは平行四辺形に近い形をしていますよね。


どうしてオスの尻ビレは大きいんだろう

水がぬるむ春になると、メダカたちは恋の季節を迎えます。オスはメスを追いかけて彼女の体をぐっと引き寄せ、震えながら精子を放出します。この時、オスがメスを強く抱きしめるのに使っているのが、あの大きな尻ビレだったのです。