セミの羽化を観察しよう
一日中鳴いてうるさいと思うときもあるセミの羽化を観察してみよう。きっと神秘的で驚くよ!
つかまえ方
木の幹や地面を歩いている幼虫をつついてタッパーなどの容器に入れる。幼虫を傷つけると羽化しない可能性があるので丁寧に、衝撃を与えないように、そっとつつく。
指でつまんでもよいが、そのときも傷つけないように気をつける。成虫と違って幼虫は噛んだり逃げたり、暴れまわったりしません。
昼間にセミが鳴いている公園へ夜になってから出かける。
ライトで手当たり次第探す。幹や地面を照らす塀や建物の壁にもいることがあるので、照らしてみる。羽化する木が決まっているわけではない。
持ち帰り方
穴を開けたプラスチック製の容器にクッション代わりに葉を入れる。
体が傷つくなどして弱ってしまうと羽化しない場合もあるので、複数匹持ち帰ろう。
観察
幼虫をカーテンにつかまらせるカーテンは幼虫の脚がしっかりとひっかかりやすい。柱だとすべって落ちることがある。
明るいと羽化が始まらないことがあるので、電灯は羽化が始まるまで消しておく。
羽化が一度始まったら止まることはないので、電灯をつけても大丈夫。
成虫が全身を現わすまでは、朝までかかる。羽化したての成虫は飛ばないし、鳴かない。もちろん、メスは最初から鳴かない。
ゆっくりと気長に観察を楽しもう。
ある程度まで観察したら寝て、そして次の朝起きたら、カーテンに羽化したばかりの成虫がじっとしてまっているということが多い。
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