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「どうしてアメンボというの?&アメンボの特殊能力!」

「どうしてアメンボというの?&アメンボの特殊能力!」

アメンボはどうして浮くの?

それは「表面張力」と言われています。もう少し詳しく説明すると、アメンボが浮くためには2つのポイントがあります。

1つ目

アメンボはとても軽い生きものです!他の昆虫に比べて軽く、1匹0.1g以下と言われています。


2つ目

アメンボのあしにはとてもたくさんの毛が生えています。それに加え、この毛は油がついている剛毛です!油の影響で水を弾くのです。そして、剛毛同士の間に空気が入り込んで空気の層ができて、浮き輪のような役割を果たします。


それらを用いてアメンボは水の上をスイスイと沈まずに移動できるのです!


石鹸を垂らすと沈んでしまう!?

水面の表面張力を減らすために洗剤や石けん水などの界面活性剤を水に垂らしてみましょう。すると、いくら体重が軽いアメノボでもからだを支えることはできなくなり、水に沈んでしまっというわけです。


どうしてアメンボというの?

アメンボを捕まえた後に体を臭ってください。種類によって匂いは違いますが匂いがします。

そのように甘い匂いがする棒状の生きもの=アメンボという事が語源らしいです。

アメンボを捕まえたら一度匂いをかいてみてくださいね。


アメンボは実はどう猛な肉食動物 

細いあしとからだが特徴のアメンボは、生まれてすぐに水面を動きまわります。

エサは水面に落下した他の昆虫です。水面に落ちてできた波を感知して近づくと、 鋭い口をブスリと差しこんで体液を吸いとる、どう猛な一面がある肉食動物です。

 生まれてからずっと同じ水面で生活するわけではありません。細い体に羽根がたたみこんであり、飛ぶこともできるのです。


他の水生昆虫ではない特殊能力!


水面からそのまま飛び水の中に暮らすタガメやタイコウチ、ゲンゴロウのような水生昆虫も空を飛ぶことができます。しかし飛ぶためには、いったん陸上にあがって体をしっかりと乾かさなければなりません。

水面からはもちろん、陸に上がってすぐに飛び立一つこともできないのです。

一方ーでアメンボは水面に浮かんで生一活する昆虫です。

そのため水面からそのまま飛び立つことができます。水換え時に飼育容器の蓋を開けたままにしておくと、どこかに飛んでいってしまうかもしれません。


一時的に出来た水たまりにアメンボがいるのは、近くの水辺からとんできているからなんですね。

また水たまりが干上がる前にそのまま飛び立って別の水辺へ移動します。


一方!

ゲンゴロウの仲間であり問ながら、ハイイロゲンゴロウは実水面からいきなり飛び立つことができます。ハイイロゲンゴロウもアメンボと同じように、別の蓋つき容器に移してから作業しないと飼育ケースから逃げられてしまいます。