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カタツムリの体を操る生きもの


ほかの生きもの時の体に入りこんで、その体をのっとってしまう生きものがいます。

 寄生した体を操ることもあるというから驚きです。

カタツムリを操る寄生生物がいます。吸虫の仲間です。

寄生されたカタツムリは、触覚の先がまるでイモムシのような形になります。その姿は、鳥に狙われやすくなるようです。

吸虫に操られたカタツムリは鳥のエサとなります。そして鳥の体内に入りこんだ吸虫は卵をうむのです。

そして、その卵は鳥のフンに混ざって地上に落ちます。それをカタムツリが食べてしまうのです。カタツムリの体内にはまた新しい吸虫が入りこみます。


このようにカタツムリを操りながら、吸虫は子孫を残していくのです。