水草の茎や葉を切ってみよう(水生植物)
水辺にガマやヨシなどの植物が生えているところに行ったら、
一本抜いて輪切りにしてみましょう。
空気を通すための穴があいている
どうして穴が開いているのか? 空気が欲しい レンコンは、輪切りにすると9~10も の穴があいている不思議な野菜です。
ほかの野菜は穴なんてあいていないですよね? なぜレンコンはこんなにも穴があいているのでしょうか? それはレンコンが水草の仲間だからです。
レンコンは、ハスという植物の、地下に伸びる茎の先っぽにできます。 植物が育つためには水が欠かせません。水やりを忘れると枯れてしまいます。
しかし、池で育つハスには、水だけはたっぷりあります。その代わりないのが空気です。そこで、水上の葉で吸いこんだ空気を、水中の茎のような葉の部分を通して、泥に沈む地下茎まで行き渡らせなければなりません。
レンコンの穴は、その空気の通り道、空気口になっているのです。
真ん中に大きな穴を1つだけあけていればよさそうなものですが、それではポキッと折れやすくなってしまうでしょう。 小さな穴がたくさんあいていると、空気の通り道もでき、それでいて折れにくいので、この形なのだろうと考えられています。
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