ダンゴムシのおはなし「ダンゴムシ」
園や庭でよく出会えるダンゴムシ。ふだん目にするのはオカダンゴムシという種類です。
あまりに馴染みすぎていて、昔からいるように思えますが、実は日本に来たのは明治時代といわれています。 国内の生き物の中では新顔です。
さらには、昆虫でさえありません。
エビやカニと同じ甲殻類なのオカダンゴムシは、枯れ葉や朽ち木を食べる草食系。 攻撃力もなく、何かあったら体を丸めて危険を避けようとします。
さすが甲殻類、キチン質というカニやエビと同じ性質の殻で体が覆われています。なかなかの防御力で生き抜いてきたのです。
また、産卵方法も特殊で、おなかに抱えた袋の中に卵を産みます。ふ化するまで卵を抱きかかえるように生活します。
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