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光コミュニケーション「ゲンジボタル」

 光る生き物は様々いますが、多くは獲物をおびき寄せたり、天敵から身を守ったりするためのもの。

しかし、ホタルは、オスとメスが出会うために光っています。

 信号を使い光るのは夜行性のホタル。

日本ではゲンジボタルとヘイケボタルがいます。

種類ごとに光る強さや間隔が決まっていて、光のサインで同種の相手を見つけることができます。 

ゲンジボタルは、複数のオスで点滅周期をそろえ一斉に発光する習性があります。そうすることでより遠くのメスまでサインを送ることができるのです。

しかも、同じゲンジボタルでも西日本は 2秒間隔、東日本は3~4秒間隔と点滅速度がちがうことがわかっています。

ホタル界の方言ですね。 

ちなみにメスはふだん弱く光っていますが、オスの求愛に対して応え強く光ります。


ホタルの幼虫はこんな感じです。餌はカワニナという巻き貝です。