暑い夏を避暑地ですごす、トンボ

 暑い夏を避けて地球上を移動するのは、人間や鳥だけではありません。

アカトンボの仲間の代表種であるアキアカネは、涼を求めて移動するトンボ。



トンボの幼虫のヤゴは水中で生活するので、アキアカネは秋には水田や川、沼などに

卵を産みます。 冬は卵のまま越冬し、4月ごろにふ化。

成虫になるのはちょうど暑くなりはじめる7月ごろです。

はねを手に入れるやいなや、こんな暑い場所にはもういられないと、低地にいたアキアカネたちは一斉に涼しい山地へ飛び立つのです。

山地でたっぷり栄養をとり快適な夏を過ごしたアキアカネは、秋には低地に戻り、交尾、産卵をします。 ちなみに産卵を終えるとオス·メスともに冬には死んでしまいます。

1年の間に低地と山地を往復して世代を交代するのです。 

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