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アリにとって入ったら地獄! 幼虫の間に約80匹のアリを食べる蟻地獄!! 


 アリジゴクは、ウスバカゲロウというトンボに似た昆虫の幼虫。

卵は土の中に産みつけられ、4回の脱皮を経て成虫になりますが、成虫になるまで2~ 3年間は主に土の中で生活します。


こうしてアリジゴクは、幼虫の間に約80以上もの アリ類を食べるとも。

アリジゴクは、土の住人だけあり砂の扱いはお手のもの。地面をくるくると回ってすり鉢状況の巣を作ります。 獲物が穴に入らなければ何も始まらない、半分運任せな狩り方法に思えますが、積極的に獲物を求めて巣を作ります。


そこはアリジゴクには“砂の城,ですが、アリにとってはまさに地獄。アリジゴクは巣の底で身を隠し、じっと獲物がくるのを待ちます。そして獲物が巣に入ると砂かけ攻撃で脱出発を阻止し、とらえるのです。 


 アリジゴクは、とらえた獲物の体の中に消化液を注入し、ドロドロに溶かした中身だけを吸います。 獲物の外側は捨ててしまうので、排泄はしないと考えられていました。

ところが 2010年、「オシッコをしている」ことが明らかに。それを発見したのはなんと小学生。夏休みの自由研究から、偉大な発見がされたのでした。