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② 流域地図をつくってみよう!

水系がわかれば流域を理解するまであと少し!


 岸さんによると流域とは「水系を中心にして広がる雨の集まる大地の範囲のこと」だそうです。もう少しかみ砕いて話すと「大地に降った雨が地表を流れて河口に集まる大地の範囲」となるのではないでしょうか。大地に降った雨は必ず高いところから低いところへと流れます。

源流の山に降った雨は支流に流れ、支流から本流へ流れ、本流から河口へと水が流れる。その途中にほかの源流に降った雨がほかの支流へと流れ込み、その支流が本流へと流れ込む。つまり、降った雨がある場所に集まる範囲のことを流域というのです。 

図1(石川 流域マップ)


 なお、岸さんも「流域とは、水系に雨水が集まる大地の範囲となるが、雨水(あるいは雪解け水)が水系に流れ込むルートには、地表に直接降り注ぐもののほかに、分水界をこえて他の流域から地下水として移動してくる場合もある し、深い地下から噴き上がる水もある。もちろん、下水道など各種の人為的なシステムを介して川に流れ込む場合もある。」とされているが、わかりやすくそれらの場合を今回は取り扱わないものとします。


岸さんによる流域の詳しい説明はこちら