今週の新着動画


コウベモグラ

和名(わめい):コウベモグラ 学名(がくめい):Mogera wogura

●全長(ぜんちょう):13~20cm前後(尻尾を含める)

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ一年中

●生態(せいたい):平地から山地の農耕地や山林内などに生息するモグラの仲間。日本固有種。全体的に黒褐色または褐色で体毛は黄色っぽい。土を掘るのに特化した大きな前脚が特徴。紀伊半島の一部と東日本には本種とよく似たアズマモグラが生息するが、本種の方が体はやや大きく色も黄色っぽいので見分けられる。雑食性で昆虫やミミズ、植物の根などを食べる。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では農耕地周辺や山林内などに生息し、普通に見られ個体数も多い。本種の生息場所では堀った土を盛り上げたモグラ塚を見かけることも多い。農耕地周辺では時に農作物を加害するため駆除されていることも多いが、一方で害虫を食べてくれている益獣の側面もある。

動画解説はこちら