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ミシシッピアカミミガメ(ヌマガメ科)

カテゴリー 要注意外来生物 


自然分布

地域アメリカ合衆国南部からメキシコ北東部の国境地帯.同種は14亜種を含み,アメリカ合衆国、中米、ブラジルまで広大な分布域を持つ. 日本に侵入した経緯輸入は1950年代に始まり,野外では1960年代後半からみつかるようになった.

国内での影響 

競合,捕食.在来のカメ類とは亜科もしくは科のレベルで異なるため,交雑のおそれはほぼない.ヒトへのサルモネラ菌の感染例がある.

 農業被害:観賞用ハス、ジュンサイ、ヒシの食害 


公園周辺での状況 

河川内で多数見られ、繁殖もしている。 食欲旺盛なうえ、繁殖力も強く、生息環境が重複するイシガメに対する影響が問題。他のカメ類の卵を食べる習性があり、在来のカメ類との競合のみならず、卵捕食による影響も及ぼしうるとされる。またエサとして水生生物や抽水植物にも影響があると思われる