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スジクワガタ


和名(わめい):スジクワガタ 学名(がくめい):Dorcus binervis

●全長(ぜんちょう):18~45mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ一年中

●生態(せいたい):平地から山地の雑木林などで見られるコガネムシの仲間。雄は頭部に大あごを持ち、真ん中くらいに歯がある。コクワガタとよく似ているが、長細く見える。雌雄ともに光沢のある黒色で、名前の由来通り上翅にはすじ模様がある。食植性で幼虫は腐葉土や朽木などを食べ、成虫は樹液に集まる。朽木などで成虫または幼虫で越冬する。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地まで広く分布し、個体数は普通だが、コクワガタよりは少なく山地沿いで多く見られる。雑木林をはじめ、公園や市街地では街灯に飛んでくる場合もある。