今週の新着動画


カミツキガメ


カミツキガメについて  

和名(わめい):カミツキガメ 

学名(がくめい):Chelydara serpentine spp. 

●全長(ぜんちょう):最大50cm前後(甲羅の大きさ) 

●分布(ぶんぷ):アメリカ合衆国・カナダ・中南米 

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ一年中 

●生態(せいたい):平地から山地の河川、湖沼、ため池などの水辺域で見られるカメの仲間。アメリカ大陸からの外来種として日本各地に侵入・放流、もしくは定着している。

大きな頭部と長い首が特徴で、脚・甲羅ともに頑強で強い印象を受ける。夜行性。捕食性の強い雑食性で魚類や水生昆虫、水生植物などを食べる。

寿命は長く30年以上生きうるとされる。1960年代にアメリカからペットして多数が輸入され、その後飼いきれなくなって捨てられたりして野生化している。 


●危険度(きけんど):★★★★☆ 攻撃的な性格に加え、あごの力が非常に強く、大型個体に咬まれると大ケガは免れないなど非常に危険。強い捕食性と繁殖力により、地域生物群集に影響を及ぼすほか、在来カメ類との競合が危惧されており、2005年に特定外来生物に指定されている。  


参考文献:多紀保彦(監)・財団法人自然環境研究センター(編).2008.決定版 日本の外来生物.平凡社.480pp.