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ウチワヤンマ


和名(わめい):ウチワヤンマ 学名(がくめい):Sinictinogomphus clavatus

●全長(ぜんちょう):75~85mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):5~9月

●生態(せいたい):平地から山地の水生植物の多い湖沼や流れの緩やかな河川周辺で見られる大型のサナエトンボの仲間。全体的に黄色と黒色で腹部の先のうちわ状の突起が特徴。同所的に生息するタイワンウチワヤンマと似ているが、本種の方がより大きくうちわ状の突起の部分が黄色いため見分けられる。幼虫は池底で生活する。幼虫(ヤゴ)・成虫共に肉食性で小さな昆虫を食べる。

●珍しさ(めずらしさ):★★★☆☆ 南河内地域では大和川水系周辺のため池や河川などに広く分布しているが、少なくなってきている。近年は生息環境の悪化や外来種による幼虫の捕食で減少傾向にあり、大阪府レッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。