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ハルゼミ

和名(わめい):ハルゼミ 学名(がくめい):Terpnosia vacua

●全長(ぜんちょう):25~30mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):4~6月

●生態(せいたい):平地から山地の松林で見られるセミの仲間。全体的に黒褐色で白い粉を帯び、胸には暗褐色の模様がある。翅は透明で縁取りは緑色を帯び翅脈はオレンジ。ギーオンギーオン・・と大きい声で鳴き、時に集団での大合唱となる。幼虫・成虫ともに植食性で樹木の汁を吸う。最も早くに出現するセミの一つで4月中下旬から鳴き始める。

●珍しさ(めずらしさ):★★★☆☆ 南河内地域では平地から山地のごく限られた場所で見られるが、生息場所では数は多い。近年は生息環境の悪化によって生息地各地で減少が著しい。比較的個体数の多い南河内でも年々生息数は減少しており、大阪府レッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。