ヤマトアシナガバチ

和名（わめい）：ヤマトアシナガバチ　学名（がくめい）:Polistes japonicus

●全長（ぜんちょう）：16~25mm前後

●分布（ぶんぷ）：本州・四国・九州・南西諸島

●見られる季節（みられるきせつ）：5~11月

●生態（せいたい）：平地から山地の林内や農耕地周辺などに生息するアシナガバチの仲間。全体的に黄色と黒色で前胸後胸に1対ずつ黄色の線があるのが特徴。よく似た種類にセグロアシナガバチやキアシナガバチがいるが、やや小型で色合いも褐色みが強い。成虫は花の蜜や樹液などを吸う。幼虫の餌として昆虫類などを狩る。林内や林縁などの低い樹木の枝などに営巣する。

●珍しさ（めずらしさ）：★★☆☆☆　南河内地域では平地から山地にかけての林内や農耕地周辺などで広く見られるが、ほかのアシナガバチ類に比べると個体数は多くない。晩秋によく姿を見かける。