今週の新着動画


ツクツクボウシ

和名(わめい):ツクツクボウシ 学名(がくめい):Meimuna opalifera

●全長(ぜんちょう):25~30mm前後

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):7~10月

●生態(せいたい):平地から山地の林内や林縁で見られるセミの仲間。全体的に黒褐色で腹部は白い粉を帯び、胸部は緑褐色で淡いW模様がある。翅は透明で縁取りは黒色。成虫は7月ごろから発生するが、クマゼミなどほかのセミ類の方が個体数が多いので聞こえない場合が多い。ほかのセミ類が消えていく晩夏から秋にかけて優先となり、オーシツクツク・・とその名前の由来となった声で鳴く。幼虫・成虫ともに植食性で樹木の汁を吸う。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く普通に見られ、個体数も多い。生息場所では数は多い。市街地の公園でも晩夏から秋にかけて鳴き始め、ツクツクボウシが鳴くと夏休みも終わりだなぁと感じる。南河内ではアブラゼミやニイニイゼミ、クマゼミが減少傾向にある一方、本種は増加傾向にある。