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モリチャバネゴキブリ


和名(わめい):モリチャバネゴキブリ 学名(がくめい):Blattella nipponica

●全長(ぜんちょう):10~13mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ年中

●生態(せいたい):平地から山地の林内で見られる小型のゴキブリの仲間。全体的に褐色で、胸部にはU字の黒色模様がある。都市部にいるチャバネゴキブリと間違われることが多いが、あちらは胸部の模様がつながっていないので見分けられる。幼虫・成虫ともに雑食性で動植物の遺骸などをはじめ何でも食べる。衛生・不快害虫とされるチャバネゴキブリとは違い、本種は基本的に森林内に生息し、分解者として一役かっているほか、ギンリョウソウなど一部の植物の重要なポリネーターとなっていることがわかってきている。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く分布し、個体数も多い。林内だけでなく、街灯などにも飛来して人家に侵入することもある。