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コロギス


和名(わめい):コロギス 学名(がくめい):Prosopogryllacris japonica

●全長(ぜんちょう):20~30mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):6~10月

●生態(せいたい):平地から山地の林内や林縁などで見られるコロギスの仲間。成虫は夏から秋に見られる。全体的に緑色で翅は茶褐色。樹上で生活し、口から糸を吐いて葉っぱをつづって巣を作る。夜行性で夜間活発に活動する。肉食性の強い雑食性で主に小さな昆虫を捕食するほか、植物の葉や樹液なども採食する。キリギリスやコオロギとちがって発音器がないが、雌雄ともに物を叩いて音を出すことが知られている。攻撃性が強く、触ろうとすると咬まれる危険性があり、咬まれると痛い。

●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけて広く分布し、比較的普通に見られるが、個体数は多くない。市街地では少ないが、山地沿いでは多い。街灯などにも飛来し、人家の壁などにひっついていることもある。