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ヒメミズカマキリ

和名(わめい):ヒメミズカマキリ 学名(がくめい):Ranatra unicolor

●全長(ぜんちょう):25~35mm前後

●分布(ぶんぷ):ほぼ全国

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ一年中

●生態(せいたい):平地から山地の湖沼や流れの緩やかな河川のよどみなどに生息する水生カメムシの仲間。細長い身体で淡褐色~黒褐色。前脚がカマキリのような鎌状になっているのと腹部先端の長い呼吸管が特徴。ミズカマキリと似ているが、より小型で呼吸管は短い。肉食性で前脚で水生生物を捕獲して体液を吸う。成虫で越冬する。

●珍しさ(めずらしさ):★★★☆☆ 南河内地域では平地から山地にかけてのため池や田んぼ、大和川水系の河川のよどみなどで局所的に見られるが、少なくなってきている。近年は減少傾向が著しく、大阪府レッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。