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クスベニヒラタカスミカメ

和名(わめい):クスベニヒラタカスミカメ 学名(がくめい):Mansoniella cinnamomi

●全長(ぜんちょう):5~7mm前後

●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):ほぼ一年中

●生態(せいたい):平地から山地の林内や市街地周辺などに生息するカスミカメの仲間。近年中国から侵入した外来種。全体的に薄い黄褐色で触角や上翅の一部は赤色。樹上で生活する。食植性でクスノキ科の樹木を寄種とし、植物の汁を吸う。2015年前後に近畿地方に侵入してから各地へ分布が急速に拡がっている。クスノキなどの葉を吸汁することで葉に茶褐色の斑点が多数現れ、落葉したり衰弱して枯死する可能性もあることから害虫として問題視されている。

●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から低山地にかけて広く普通に見られ、個体数も多い。2020年現在、南河内地域では高標高地を除いてほとんどに定着して、被害が拡がっている。