和名（わめい）：ジャコウアゲハ　学名（がくめい）: Atrophaneura alcinous alcinous

●全長（ぜんちょう）：40~65mm前後（前翅長）

●分布（ぶんぷ）：本州・四国・九州・南西諸島

●見られる季節（みられるきせつ）：4~9月

●生態（せいたい）：平地から山地の林縁や市街地、海岸沿いなど幅広く生息するアゲハチョウの仲間。多くの亜種に分かれる。翅は全体的に薄い黒褐色で後翅に赤い斑紋があるが、赤くない場合もある。頭部から腹部まで赤色の個体もいる。植食性で幼虫は毒のあるウマノスズクサ類を食べる。成虫はツツジ類などの花に訪花して花の蜜を吸う。毒をもっているためか他のアゲハチョウ類に比べてゆっくり飛ぶ。

●珍しさ（めずらしさ）：★★☆☆☆　南河内地域では平地から山地にかけて広く比較的普通に見られる。かつては平地沿いでは稀な種だったが、近年は増加傾向にある。

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