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ギフチョウ


和名(わめい):ギフチョウ 学名(がくめい): Lehdorfia japonica

●全長(ぜんちょう):25~35mm前後(前翅長)

●分布(ぶんぷ):本州

●見られる季節(みられるきせつ):4~5月

●生態(せいたい):山地から高地にかけての林内や林縁などに生息するアゲハチョウの仲間。翅は黄色と黒の縞模様で後翅には赤や青、橙の斑紋がある美しいチョウ。植食性で幼虫はカンアオイなどウマノスズクサ類の葉を食べる。成虫はスミレ類やコバノミツバツツジなどの早春に咲く花に訪花して蜜を吸う。

●珍しさ(めずらしさ):★★★★★ 南河内地域では山地で局限的に見られるが、個体数は少なく非常に珍しい。かつては大阪府下でも山地沿いでは比較的普通に見られたが、開発による生息環境の悪化や乱獲などによって生息地のほとんどで絶滅し、大阪府レッドリストでは絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)に指定されている。