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ミヤマセセリ


和名(わめい):ミヤマセセリ 学名(がくめい): Erynnis montanus

●全長(ぜんちょう):18mm前後(前翅長)

●分布(ぶんぷ):北海道・本州・四国・九州

●見られる季節(みられるきせつ):3~5月

●生態(せいたい):平地から高地の林内や林縁などに生息するセセリチョウの仲間。翅は全体的に茶褐色で前翅と後翅に黄白色の斑紋がある。植食性で幼虫はクヌギやコナラなどの葉を食べる。成虫はスミレ類など早春に咲く花に訪花して蜜を吸う。

●珍しさ(めずらしさ):★★★☆☆ 南河内地域では平地から山地に広く見られるが、局所的で個体数は少ない。かつてはクヌギやコナラのある雑木林で普通に見られたが、生息地各地で減少しつつある。南河内ではここ最近減少が著しい。大阪府レッドリストでは準絶滅危惧種(NT)に指定されている。市街地で見ることはほとんどないが、山地沿いの街中では日光浴に訪れる本種を見かけることもある。