クロメンガタスズメ
和名(わめい):クロメンガタスズメ 学名(がくめい):Acherontia lachesis
●全長(ぜんちょう):55mm前後(前翅長)
●分布(ぶんぷ):本州・四国・九州・沖縄
●見られる季節(みられるきせつ):5~9月
●生態(せいたい):平地から山地の林縁や公園などに生息するスズメガの仲間。翅は全体的に黒褐色で後翅は黄色い。胸部には黒点があり、逆にするとドクロ模様に見えることから気味悪がられることもある。植食性で幼虫はナス科の植物の葉を食べる。ナスなども加害することから農業害虫として扱われる。成虫はメンガタスズメ同様ミツバチ類の盗蜜者で巣に穴を空けて蜜を奪い取ることから養蜂家に駆除されることもある。
●珍しさ(めずらしさ):★★☆☆☆ 南河内では平地から山地にかけて比較的普通に見られるが、個体数は多くない。かつては九州など暖かい地方でしか見られなかったが、北上して分布を拡大しつつある。
0コメント